VS ファッション パート3
たくさん買い込んだ服。バッグ。靴。
その中からコーディネートを考えるのは、とても大変でした。
せっかく楽しみな予定があっても、
服が決まらずバタバタ出かけたり(前の日に決めておけよって話ですが)、
イマイチなコーディネートで出かけることになり、一日なんだか重い気持ちで過ごすことになったり。
もう今から10年近く前になりますが、社会人になったばかりのころ、
私の好みの服は、ミニボトムのものや派手なものが多く、
仕事へは来ていけないものばかりでした。
そのため、やむなく仕事用の服を買い揃えました。
それまでは好きなものを着れる毎日だったのに、
カッチリとした地味な服を着なければいけない毎日に少しストレスを感じていました。
休みの日くらい好きな服を着たい!!
このストレスを発散するために、
少しくらい高くても
(毎日頑張って働いているしね!)
少しくらい気に入らないところがあっても
(ちょっと似合わないような気がするけど大丈夫でしょ!流行ってるしね!)
と、自分で自分を言いくるめ、「休日用の服」を購入するようになっていました。
そして、買い物に行った帰りにファッション雑誌を買い、自分が買ったものが載っていると安心していました。
今思えば、自分のしていることを正当化したかったのかなと思います。
こんな調子が10年近く続きました。
気づけば、「休日用の服」がどんどん増えていき、クローゼットの大半を占めていきました。
しかしながら、1週間のうち5日は仕事に行っていたので、自ずと「休日用の服」の使用頻度はとても低くなります。
そのため、シーズン通して1度も着ないものもたくさんありました。
なんてもったいない。。。
忙しく仕事をしていた間、妥協と正当化が私の心のほぼ9割を支配していたと思います。
妥協も正当化も生きていくには必要なことですが、
それが大半を占めていると、効率的で心地よい生活を送ることは難しいと思っています。
でも、人間そうそう急には変われません。
不要になったモノたちと同じで、少しずつ少しずつ手放しているところです。